紀元2685年・令和7年、巳年、元日
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
紀元(皇紀)2685年、令和7年、新しい年の始まりです。明日の皇居一般参賀では、私は国旗小旗の配布奉仕活動をしますので、もし見つけたら声をかけて下さい。
一年の計は元旦にあり、心の中で今年の役割を再確認しました。
国を守るためにはもちろん軍事としての国防は重要です。昨年12月30日の産経新聞1面に掲載されたこちらの記事。

そしてこちら
中国は虎視眈々と尖閣を狙っています、今ではもうその悪意を隠さずにやってきています。民主党政権だった当時、石原慎太郎元都知事が尖閣諸島を都が購入し東京都所有の島にするといった時に反対をした国会議員や民主党議員がいましたね。
石原元都知事の発言を曲解して伝えた報道もたくさんありました。
慌てた当時の総理大臣野田佳彦(現在は立憲民主党代表)は国有化にすると言い出し、外交カードとしての東京都所有案を潰したのです。国益に反する行いだと憤慨したのを今でもはっきりと覚えています。
今の石破政権でも、親中媚中議員が跋扈し、岩谷害相はなんと小中学生の修学旅行先を中国にするとの約束を中国側と交わしたという報道が昨年末にありました。
昨年は中国国内で日本人男児が命を失う事件や、日本人親子が狙われた事件等々、恐ろしい事件が多数あり、一昨年では福島原発の処理水排出への抗議で日本人学校へ投石が行われたこともまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな危ない国へ小中学校が修学旅行に行くなんて、岩屋害相は日本国民の安全など一切考えていないと言えるでしょう。(害相は誤字ではなく、日本に害を与える外務大臣という意味を込めて「害相」と書いています)
このように国の外側からやってくる攻撃への対処として軍事は非常に重要な方法です。目にみえる形での国防に備えて、しっかりと準備しておくことは必要です。そのためにも自衛隊の強化、軍事予算の増額を必須であると考えます。
しかし一方では、このような意識を全く持たない、あるいは関心がない日本人が一定数存在しているのも事実です。自分の生活には関係ないと割り切っているのです。
共産党や社民党のように明確に日本解体を目指している者達より、無関心な一般国民の方が多いかもしれません。
私のメルマガをご覧くださっているみなさんは保守思想をお持ちの方々でしょうから、軍事や国防に対して関心が高いと言えます。しかし私たちのように「日本を守る」「国を守る」という主張をすると、右翼だの極右だのと言って否定するのも無関心な一般国民にも一定数います。
そういった方々は、新左翼や共産主義者のような「右vs左」ではなく、もしかしたらアレルギーのような拒否反応なのかもしれません。
なぜそのような拒否反応が起こるのでしょうか。それはきっと、子供の頃から「日本国」を意識して暮らしてきたことがなかったから、と言えるでしょう。
自分と国との関連性が分からない、自分の生活と国との関連性が分からない、自分という個人と国は対立関係にあって関連するものではない、と考えているのでしょう。
私は国防には2種類あると考えています、軍事の外向きの国防と、日本人一人ひとりの意識からなる内向きの国防。「内なる国防」です。
私たち一人ひとりが「国を守る」という意識を持って毎日の日々を過ごすことが大切なのです。ではそのような意識を子供達に伝えるにはどうしたら良いでしょうか。
学校教育では偏向した教育が行われていますので、学校に期待することはできません。小中高の12年間の前段階にある幼児教育においてもおかしな思想が入り込んでいます。SDGsカルタ、北欧スタイルの幼児教育、イタリアの幼児教育等々。良い部分は取り入れれもいいとは思いますが、それには日本の価値観に変換することが必要であるにも関わらず、そっくりそのまま日本の子供達に提供しているのです。ですから幼児教育にも期待することはできません、むしろ義務教育期間よりもタチが悪いと私は考えています。
では、どこで子供達に伝えれば良いのでしょうか…。
家庭です。
家庭の中で、子育てを通して、子供達に日本を伝えるのです。
正しい歴史と価値観と、美しい日本人の行動様式(お行儀や言葉遣い)、明るくおおらかで優しい日本人の心を、両親や祖父母が子供達に伝えるのです。園や学校、SNS等で身につけてきたおかしな知識を取り除いてあげるのです。
花粉症の季節になると、玄関を開ける前に衣服についた花粉を振り払いますよね。そして手を洗ってうがいをして、清潔な状態を維持しますよね。
それと同じなんです、両親が振り払ってあげるのです。
そのためには親子の信頼関係は重要です、親がどんなに子供に伝えても、子供が親の言葉を信頼していなければ子供の心には響きません。
信頼関係はある日突然急に構築できるものではありません、大人だってそうですよね。
心から信頼できる友人や知人、仕事仲間。ある日突然急に現れたわけではありませんよね。時間をかけてじっくりと醸成されて人と人との信頼関係を構築されます。
親子も、同じです。
ですから、日々の子供との時間を大切に丁寧に、過ごして欲しいと願います。
子供の心が強くしなやかに大きく育つ為にも両親の愛は欠かせません。
花にお水と太陽の光が必要なように、子供には両親の大きな愛が必要です、そうした日々の積み重ねによって構築された信頼関係は、親から子供への伝統と文化と歴史の継承に繋がります。
日本の文化と伝統と歴史を知れば、自然と国を大切にする気持ちが育まれます。愛する気持ち=愛国心が芽生えます。
「内なる国防は家庭に在り」とは、そういうことなんです。
児童虐待の予防にもなりますし、何より幸せな子供が増えます。
幸福そうな子供の笑顔は、見ている大人の心も幸せにしてくれます。
子供と大人が幸せな気持ちになれば、明るい雰囲気になりますね、家庭の中の雰囲気が明るくなります。幸せで明るい家庭が増えれば、地域が明るくなります。明るい地域が増えれば、国が明るくなります。日本国が明るくなれば、私たち国民はもっと明るく、そして幸せになります。
心の力は侮れません、心で思うことは行動に現れます、顔にも出ます。
不機嫌そうな人には近寄りたくないですよね。いつも笑顔で明るくてお行儀の良い人と一緒にいると、こちらまで楽しい気持ちになります。
実際に国の政策を決めているのは政治家ですが、その政治家を選んでいるのは私たち一人ひとりです。
だから国が悪いからといって諦めてはなりません。私たちの暮らしが豊かに安心なものとなるようにしっかりと政治に関心をもたなければなりません。そして投票に行くことです。
明るい心で毎日を過ごし、家庭のある人は家庭の中の雰囲気を明るくしましょう。笑う門には福来るです。そして子供を大切に丁寧に育みましょう。子育ては次世代の日本を担ってくれる頼り甲斐のある日本人を育成する行いです。日本を愛する次世代の日本人を育成することが子育てです。
夫と妻は、その為に協力し合うチームメイトです。男女の性愛ではなく、父と母としてお互いの役割を理解して支え合う姿勢が大切です。
チームメイトなんですから、同じチーム名が欠かせませんよね、子供と両親は一つのまとまりなんです。だから家族は同じ姓(苗字)を大切にしていかないとならないのです。夫婦同姓、家族同姓は重要なんです。
元日、私の役割は皆さんと共に一緒に日本について考える、日本の明るい未来を次世代に継承するために日々精進すること、と確認しました。
私一人では国を守ることはできません、皆さんと一緒に守っていきましょう🇯🇵😊
本日のスイーツは、昨年のナンバーワン・スイーツの写真にしました。
外見も味も、そして雰囲気やシチュエーションも加味して、選考しました。
今年一年、皆さまが明るい気持ちで過ごせますようにご祈念しております。そして、日本の美しさが再生しますように…。
今年もよろしくお願い申し上げます🇯🇵
「りんこスイーツ部」入部はこちら😊↓
🔳近藤倫子(こんどうりんこ)1975年生、日本女子大学卒。児童家庭支援士、著述家。月刊WiLL、Gakken、展転社等での執筆と連載。夕刊フジへの寄稿。デイリーWiLLをはじめとするネット番組多数出演。子供の心の発達に関する講演、子育てや日本を伝える講演会も多数登壇。
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